マイナポータルの子育てワンストップサービスが便利!
 

みなさん、マイナポータルってご存知ですか?
 
なんだかかわいらしい名前ですが、マイナンバーカードを使った政府主導のサービスのようです。
 
実はよく知らなかったんですけど、どうやらこのマイナポータル、子育てママにとって便利なサービスが盛り込まれているようなのです。
 
そこで、マイナポータルとはどんなものなのか、子育てママを応援する子育てワンストップサービスとはどんなサービスなのか、調べてみました。

 

 

そもそもマイナポータルとは?概要を確認!

 
マイナンバーカード
 

そもそもマイナポータルってどんなものなのでしょう。
 
マイナンバー自体は、職場に提出を求められたり、保険の手続きだったりとか、必要となる場面が増えてきているので、徐々に馴染み深くなってきている感じがしますが、マイナポータルというのは「知らなかった」、「初めて聞いた」という方も多いのではないでしょうか。
 

マイナポータルとは、マイナンバーカードを使ってアクセスするオンラインサービスです。
 

行政からのお知らせが届いたり、子育てに関連する様々な手続きがインターネット上でできるようになります。他にも、納税がクレジットカードなどを使ってインターネット上で決済できるようになったりと、これまで役所へ出向かなければできなかったことがどこでも行えるようになる、便利なサービスのようです。
 

あと、マイナンバーがついた自分の情報を「いつ、どこで」行政機関がやりとりしたのかを確認でき、行政機関が保有している自分の情報についても確認できたりするようです。
 

各自治体など行政機関の情報連携の開始は平成29年10月ごろからを予定しているとのことで、マイナンバーのついた自分の情報についての確認や、やりとりの確認も、それ以降に可能となる予定のようですね。
※参考・出典:
2017年3月17日 総務省、内閣官房の発表より

マイナポータルの子育てワンストップサービスで育児を支援?

マイナンバー制度を活用していくマイナポータルでできることの中に、「子育てワンストップサービス」というサービスがあります。
 
「子育てワンストップサービス」とはどんなサービスなのか。「子育てワンストップサービス」が子育て世帯の負担を軽くするために「こうなったら負担が減るのではないか?」という理想の形として、政府が発表している内容を以下に引用します。

  • オンライン上で子育て関連の施策メニューの一覧視・検索ができる
  • メニューから利用申請等を選択し、オンラインからシームレスに申請を行うことができる
  • 申請等の内容が簡便に確認できる
  • 地方公共団体からのお知らせを受け取ることができる

※引用:
内閣官房IT総合戦略室「子育てワンストップサービスの検討の方向性について」

インターネット上で子育てに関係したサービスや援助はどんなものがあるのかを一覧で見れたり、探したりできて、サービスの申請もわざわざ役所まで行かなくてもそのままインターネットで行えるようになるということですね。
 
申請の内容も簡単に見ることができて、それぞれお住まいの地域のお知らせもマイナポータルに届くということのようです。
 
「ワンストップ」という名の通り、マイナポータルに情報が集約され、インターネット上ですべて完結することを目指しているようです。
 
そうなると、自治体ごとに行われている支援や取り組みを「知らなかったから活用できなかった…」ということも減るだろうし、わざわざ役所へ申請に出向くこともなくなります。
 
乳幼児検診とか予防接種とか、子供が小さいうちはいろいろやることが多いため、少しでも手間が省けるのは非常にありがたいですね。

妊娠中から知っておきたい!子育てワンストップサービスとは?

さて、では子育てワンストップサービスとはどんなサービスなのか、現時点で明らかになっている情報を調べてみました。
 
子育てワンストップサービスとは、マイナンバー制度などを活用して行う子育て行政サービスの変革のことだそうで、マイナポータルのコンテンツの中でも、他のものに先んじていち早くサービス化されるようですね。
 
内容について見てみると、妊娠、出産、育児等、子育ての負担軽減を図るために、子育て関連の申請や手続きについてインターネットで一括してできるようにしたり、地方公共団体から子育てに関するお知らせが届いたり、サービス検索機能によって、自分にぴったりなサービスを検索できたりという内容のようです。
 
特に、子育ての中でもオンライン化のニーズが高いと考えられる、「児童手当」、「保育」、「母子保健」、「ひとり親支援」の4項目を優先的に対応していくという方針が発表されています。
 
検討されているサービス例

項目 オンライン申請できる手続き(例) プッシュ通知される情報(例)
児童手当の手続き
  • 児童手当の受給資格及び児童手当の額についての認定の請求
  • 現況の届出
  • 氏名変更/住所変更等の届出
  • 現況届のお知らせ
  • 認定後の通知(継続支給の場合)
保育の手続き
  • 支給認定申請書
  • 保育施設等利用申込書
  • 現況の届出
  • 募集用ホームページ更新のお知らせ
  • 面談等による来庁を必要とする場合のスケジュール調整
母子保健の手続き
  • 妊娠の届出
  • 妊娠届の提出後、妊婦健診の受診を勧奨するお知らせ
  • 子どもの月齢/年齢に応じた乳幼児健康診査のお知らせ
  • 子どもの月齢/年齢に応じた予防接種のお知らせ
  • 面談等による来庁を必要とする場合のスケジュール調整
ひとり親支援の手続き
  • 児童扶養手当の現況届
  • 現況届のお知らせ
  • 認定後の通知(継続支給の場合)

 
妊娠の届出児童手当保育園入所の申請がインターネットで行え、乳幼児健診・予防接種のお知らせが届いたり、他にも住民票の写し戸籍証明書をコンビニで出力したりもできるようになるようです。
 
予防接種や乳幼児健診のスケジュール管理とか、子供に関わる様々な書類の申請って結構大変なので、これらがインターネットでできたり、忘れていてもお知らせが届いたりするのは、手間だけでなく、ストレスも大きく軽減できそうだなと思いました。
 
妊娠の届出からインターネットでできるようになるので、妊娠前からこのサービスを知っていたら便利ですね。

電子母子手帳ってなに?

 
電子母子手帳
 

子育てワンストップサービスについて調べていると、電子母子手帳というキーワードを度々目にしたのですが、現在のところ、政府から開示された情報の中には、母子健康手帳自体の電子化について触れているものはありませんでした。
 
子育てワンストップサービスの中にはなかったのですが、すでに現在でも電子母子手帳というものはスマートフォンのアプリによるサービスで提供されていて、すでに導入している自治体もあるようです。
 
どんなサービスが提供されているのか見てみると、お子さんの出生日を入力するだけで最適な予防接種の接種日を自動で表示してくれたり、妊婦やお子さんの身長や体重を記録できたり、それがグラフ表示されたり、また、写真をアップして成長日記をつけ、それをご家族と共有したりといった機能があるようです。
 
お住まいの地域の自治体が電子母子手帳を導入している場合、妊娠や子育てに関する重要な情報がお知らせで届いたり、自治体が開催するイベントの予約がアプリ上でできたりもするようですね。

 
神奈川県や千葉県、大阪府や京都府、富山県や岐阜県などの一部地域で導入し始めているようなので、ご興味のある方は、お住まいの地域で導入されているかどうか、それぞれの自治体にお問い合わせしてみるとよいと思います。
※参考・出典:
毎日新聞2016年6月4日 大阪夕刊より

マイナポータルの登録のしかたは?

早速マイナポータルに登録してみよう!と思いましたが、マイナンバーカードを持っていないことに気づいてしまいました…。
 
マイナポータルに登録するには、まずマイナンバーカードが必要です。
 
マイナンバーカードとは、マイナンバー導入時に送られてきた紙製のもの(あれは「通知カード」というそうです)ではなく、任意で申請してつくってもらう、写真が入ったプラスチック製のICチップカードになります。
 
ちなみに、マイナンバーカードの交付申請については当面は手数料無料で行えるようです。(再発行については手数料がかかるとのこと)
 
マイナンバーカードの申請方法や詳しい情報はこちら
 
あとICカードリーダーも必要です。
こちらは自費で準備しなければならないようですね。
 
だいたい価格は2,000円くらいからあるようですが、種類がたくさんあるので、マイナンバーカードに対応しているものかどうかを事前に確認した上で購入するようにしてください。機種によってはマイナンバーカードに対応していないものもあるようです。
 
対応機種や利用方法については、公的個人認証サービス ポータルサイトに詳しく説明されていますので、そちらをご確認ください。
 
ICカードリーダーについての詳しい情報はこちら
 
マイナンバーカードとICカードリーダーが用意できたら、マイナポータルへアクセスするパソコンの動作環境も設定する必要があります。
ご自宅のパソコンでサービスを利用する場合、利用者クライアントソフトというソフトウェアをインストールする必要があります。
 
利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービスを利用した行政手続きなどを行う際にマイナンバーカードや住民基本台帳カードに記録された電子証明書を利用できるようにするためのソフトウェアだそうです。
 
そのほかにもJavaの実行環境の準備やマイナポータル環境設定プログラムの実施など、いくつか必要な準備がありますので、詳しくは、マイナポータルのガイドを参照して設定してください。
 
ちなみに、平成29年10月ごろに予定されている本稼働後は、Javaの実行環境を含む各種プログラムのインストールなどは不要になる予定とのことで、パソコンにアプリをひとつインストールするだけで使えるようになるようです。さらに気軽に使えるようになりますね。
 
また、本稼働に合わせて、スマートフォンやタブレット端末などからも利用できるようにする想定のようです。
 
マイナポータルをはじめて利用する

 

まとめ

 

  • マイナポータルとは、マイナンバーカードを活用して行う、政府が中心となって運営するオンライン(インターネットを使って行う)サービスのこと。
  • マイナポータルのサービスの中に、子育てワンストップサービスという、妊娠・出産・育児など、子育ての負担軽減を目的に、様々な申請がインターネット上で行えたり、必要な情報を届けたりするサービスがある。
  • 子育て分野のうち、オンライン化のニーズが高いと考えられる「児童手当」、「保育」、「母子健康」、「ひとり親支援」について優先的にサービス検討されている。
  • 電子母子手帳はマイナポータルとは別に、民間のアプリを使った各自治体独自のサービスとして、すでに導入されているところがある。
  • マイナポータルの登録にはマイナンバーカード、ICカードリーダー、パソコン環境の特別な設定が必要。ただ、本稼働時にはスマホやタブレットからも利用可能になるようで、登録も今より簡単になりそう。

 
いよいよ本稼働が近づいてきたマイナポータル。
 
まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、この機会に申請してみてはいかがでしょうか。
 
妊娠から始まって子育てに関する申請やイベントって本当に多いので、それらがインターネット上でできるようになったり、「○月○日は予防接種ですよ」という連絡が届いたりするのは本当にありがたいサービスになるのではないかなと思いました。
 
予防接種のスケジュール管理って本数も多く、何年にもまたいで管理していく必要があるので、それをしなくてよくなるだけでもすごく便利なのではないかなと思います。
 
マイナポータル、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。